心の病に対する新しい病気の考え方は価値観が影響

新型うつの症状

女性

普通のうつとは違う新しいうつ病

ディスチミア症候群という言葉を聞いたことはありますか。これはコミュニケーションを取るのが難しい障害の1つです。他者を巻き込んで問題行動を起こしたり、自己中心的な行動を取ってしまいます。例えば日常生活の問題行動では、会社員が会社を休んだにも関わらず、旅行などの娯楽のために出掛けたりしてしまうことなどが挙げられます。仕事中は、うつのように体調が悪化してしまうにも関わらず、休みの日には何事もなかったかのように元気になっていることが多いです。コミュニケーション障害、気分の上がり下がりといった症状から、新型のうつ病に近いと述べている医師も多く、中には、このディスチミアが新型うつ病の一種であると考える医師もいます。現在でも、その議論は続いています。新型のうつ病とディスチミア症候群は、一見同じように見えますが、分けて考えなくてはいけません。うつと診断されていても、実は、ディスチミア症候群の場合もあり、余計な薬物療法で悪化してしまう恐れもあります。まずは、知識や情報を活用し、正しい診断を受けることが大切です。ディスチミア症候群に関する情報を、ネットを利用するなどして、確認するといいでしょう。

ディスチミア症候群とは別に、うつ病型のディスチミア症候群もあります。これはディスチミア親和性うつ病とも呼ばれています。ディスチミア症候群特有のコミュニケーション障害に加え、悲観的な考えや疲れやすさ、気分の浮き沈みが更に悪化したものです。このディスチミア親和性うつ病は、プライドが高く、他者と自分は違うと考え、挫折や失敗を経て、うつ症状を発症させます。発症してから時間が経てば経つほど、治るまでに時間がかかります。別名で現代型うつ病、新型うつ病などとも呼ばれています。従来の抗うつ薬は効きづらいので、カウンセリングも平行して利用することが治療への近道です。また、こうした新型うつに対して新薬の開発が望まれています。ディスチミア症候群にしろ、ディスチミア親和性うつ病にしろ、どちらも薬に頼るのは得策ではありません。生活習慣の改善、サポート機関の利用も考えながら治療に望むことが必要です。こうした病気や障害に対して、家族や友人、臨床心理士の理解も重要です。

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